■ 其の三

 

昭和61年卒業
高木 大祐氏

1997年7月に三菱商事自動車部からタイのいすゞ車総販売代理店TRI PETCH ISUZU SALES CO., LTD.に出向、早いもので在タイ生活も7年目を迎えました。

ラグビーの方は立教高校、立教大学で7年間、三菱商事で6年間、そして当地日本人会のラグビー部Bangkok Japanese Rugby Football Club(BJRFC)で7年目と通算20年目となりますが、未だ現役として元気に楽しんでいます。

BJRFCは来年創部30周年を迎える歴史あるクラブチームで、上は50代半ばの方から下は20代、我々が現役の頃は国立や秩父宮を沸かせた往年の名選手からバンコクでラグビーを始めた初心者迄と幅広い構成の約30人のメンバーが毎週日曜日にピッチに集まって40度近い猛暑の中で汗を流しています。そして、当地の警察、軍、大学、在泰欧米人クラブチームや海外からの遠征チームと15人制、10人制、7人制の大会を戦い、昨年はタイの有名なリゾート地であるパタヤとプーケットで開催された2つの10人制大会でそれぞれPlate優勝、バンコクで開催されたAsian Japanese Rugby Cup(東南アジアや中国の日本人ラグビープレイヤーが毎年12月に集い、No.1を競っています)でも見事優勝。今年も4月のBritish Club主催の10人制、5月にパタヤで開催された10人制でもBowl優勝と恥ずかしくない成績を修めています。
又、2000年に行った創部25周年記念カンボジア遠征をはじめ、毎年、シンガポールや香港といった近隣諸国への遠征を行い、今年も12月にマレーシアで開催されるAsian Japanese Rugby Cupへの参加を予定しています。

勿論、練習や試合、遠征には家族も参加します。ラグビーのみならず、仲間を自宅に招いてパーティーをしたり、旅行に行ったりとまさに家族ぐるみでプライベートを共に楽しみ、時に助け合って海外生活をEnjoyしています。

前列右から2番目
ラグビーの素晴らしさは国籍も年齢も出身も関係無く、ラグビーが好きだというだけで気が付くとピッチで楕円球を追い、酒を酌み交わしている、そんな仲間がどこにいってもすぐにできることだと思います。
ラグビーを通じて得た仲間は本当に一生の財産だと思っています。そして、そんなラグビーに出会えることが出来た立教高校、そして立高ラグビー部に心から感謝しています。

 

   

 

 

 

 

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