3年生引退
2017・12・17
11月の東日本大会における対慶應義塾普通部が中学ラグビー部最後の公式戦となった3年生。引退する彼らに対し期末テスト明けにクリスマス・プレゼントが届きました。中学最後の練習試合。1stジャージを纏う最後の機会が与えられたのです。対戦校は夏の学総体、秋の東日本県予選で接戦となった城西川越中。12月17日(日)にU13、U14、U15の3戦が行われました(於立教新座キャンパス内セントポールズ・フィールド)。
公式戦以外でも練習試合、また県選抜で寝食を共にしながら互いの性格も知り合うまでに交流して来た両校選手達。入部以降多くの刺激を受けて来た厳しい相手との激しくそして楽しい時間は瞬く間に過ぎて行きました。ノーサイドの笛の後、両校のジャージを交換しながら白軍黄軍の2チームに分かれ最後のゲームを行いました。
中学生生活。誰にでも等しく3年の月日がありますがその過ごし方は人それぞれ。体を張りながら泥と汗にまみれるラグビーを敢えて選択し多くの時間を費やした意味は何だったのか? その解釈は3年生それぞれの心の中にあると思います。
怖さ、苦しさ、痛さ、悔しさ、そして嬉しさと共に過ごした2年9ヶ月。同じ経験を分かち合った先輩・後輩・同期の存在。全ての対戦相手へのリスペクト。ご指導いただいた先生やコーチ、また部活拠点に最新の全天候型人工芝フィールドを提供してくれた学校への感謝。
先輩から引き受けたものは後輩に引き継げたことでしょう。体感から多くの気づきを得て各自次のステージへ。
<3年生が出場した公式戦全38戦とその対戦校>
●2016年チーム
2015年
11月 新人戦 3試合(上柴、明戸、熊谷東) 準決勝進出
2016年
3月 熊谷市長杯 3試合(岡部、熊谷東、吉岡) 準優勝
5月 関東大会県予選 3試合(吉岡、熊谷東、寄居) 準決勝
6月 関東大会 2試合(茗渓学園、桐蔭学園)
7月 学総体 3試合 (熊谷東、城西川越、明戸)4位
10月 東日本大会県予選 3試合(熊谷東、寄居、明戸) 優勝
11月 東日本大会 1試合(慶應義塾普通部)
●2017年チーム
2016年
11月 新人戦 4試合(明戸、岡部、寄居、城西川越) 4位
2017年
3月 熊谷市長杯 3試合(深谷南、吉岡、岡部) 3位
5月 関東大会県予選 4試合(吉岡、明戸、熊谷東、深谷南) 3位
6月 関東大会 2試合(関東学院六浦、成城学園) Bブロック優勝
7月 学総体 3試合(深谷南、城西川越、熊谷東) 準優勝
11月 東日本大会県予選 3試合(明戸、城西川越、寄居) 3位
11月 東日本大会 1試合(慶應義塾普通部)
第37回東日本中学校ラグビーフットボール大会 1回戦
2017・11・12
【1回戦 vs 慶應義塾普通部】 22対27
伝統の第37回東日本大会。北海道、東北、関東甲信越の各都道県予選を通過した代表16校によるノックアウト方式。
この晴れ舞台に2年連続4回目の出場となる立教新座。1回戦は奇しくも昨年と同じカード、対神奈川県慶應義塾普通部。会場も同じ熊谷ラグビー場です。昨年は10対36で敗退。1982年開催の第1回大会から出場し、直近では第31回大会で東日本を制した常連強豪校への再チャレンジです。
11時キックオフ。前半風下の立教新座。先制は慶應。ラインアウトからモールで押し込まれ5点を奪われました。立教新座は9分に敵ゴール前10m地点でラックを形成、SOがフェイクを入れた後パスを受けたFBがステップで切り抜け中央にトライ。7対5で逆転に成功。
すると慶應は2連続トライをあげ7対15へ。慶應にゲームの流れを掴まれた雰囲気の中、18分に自陣22mライン付近スクラムから出たボールがBK陣に渡りそのままゴール左にトライ。さらに相手キックオフのボールを奪うとSHが走り込んできたHOにパスし逆転のノーホイッスルトライ。17対15で前半を終えました。
風上に立った後半、立教新座は5分にトライをあげ22対15としましたが、反撃に出た慶應が8分にトライを返し22対20。
2点リードのまま時計の針が進み、18分には相手ボールスクラムながら敵陣22mライン付近でゲームをする状態としました。ノーサイドまであと残り僅か。しかしそこから慶應は実に落ち着いた攻撃を見せ、立教新座のディフェンスをかいくぐり逆転トライで22対27。
僅かに残されたロスタイムの中ラストチャンスを狙いキックオフしたボールを追いましたが、ボールがタッチに蹴り出されノーサイドの笛。
格上相手に勝利を信じ奮闘した立教新座。勝利まであと少しでしたが結果は敗退。負傷により戦列を長期離脱していた副将の復帰が見込まれていた準々決勝への進出は叶いませんでした。
3年生にとっては最後の公式戦となりました。しかし3年生が見せた気迫とパフォーマンスは下級生に引き継がれていくことでしょう。
平成29年度新人兼県民総合体育大会 準々決勝
2017・11・08
【 準々決勝 vs 富士見中】 15対35
3年生中心で編成されているAチームが週末から始まる東日本大会に向け準備を進める中、2年生以下で編成された新チームが遂に始動。新シーズンの幕開けとして秋の県新人戦が始まりました(於熊谷ラグビー場)。
立教新座は第2シードとして準々決勝から出場。相手は春の熊谷市長杯学年別準決勝にて2年生が苦杯を喫した富士見中です。昨年創部で3年生が不在のため、2年生以下チームでの練習量が豊富な強敵です。
朝まで降っていた雨も止んだ曇り空の下、先日発表された新キャプテンを先頭に背番号順に整列しフィールドに入るメンバー。定刻13時キックオフ。
前半5対14。後半10対21。計15対35。新チームの初戦はほろ苦いものとなりました。しかし力強いドライビングモールによるトライや、切れ味あるBKの走力など随所に新しい立教新座の輝きを見せてくれました。
現Aチームは昨年の新人戦において今日以上の得点差で敗北を味わい、そこから本格的なチーム作りがスタートしました。体格面で既に3年生を上回るメンバーも多く、可能性を秘めた新チーム。これから強化が始まります。
第37回東日本中学校ラグビーフットボール大会
埼玉・栃木県予選 3位決定戦
2017・11・05
【 3位決定戦 vs 寄居中】 59対19
東日本大会出場枠全16校中既に15校が決定し最後の1校がかかった埼玉・栃木県予選3位決定戦。対戦相手の第4シード寄居中は東日本大会本戦にここ3年連続出場中です。今シーズンの対戦は1度、昨秋県新人戦準決勝で引き分け試合をしています。あれから1年。両校の3年生にとっては勝てば本戦出場権獲得、負ければ引退となる緊張度の高い一戦となり、その様子が試合前のアップからも伝わります。
久々に穏やかな秋晴れの週末となった熊谷ラグビー場。2年後に迫ったワールドカップ開催に向け改装工事が進行中のAグラウンドに隣接するBグラウンドにて対峙する両校。14時キックオフ。
前半2分、FWが敵陣深くまで運んだボールをBKがゴール左隅に持ち込み5点先取。このまま得点差を広げていきたいところ直後の7分、自陣右サイドで厚い攻撃を受けると手薄になった左サイドに素早くボールをまわされトライを献上、5対7と逆転されました。これで火がついたのか3連続トライをあげ24対7としハーフタイム。
後半まず得点したのは寄居中。24対14で10点差まで詰め寄られましたが、そこから5トライを奪い59対19でノーサイド。
この結果、東日本大会への残り1枚の切符を手に入れました。創部以来4回目、初の2年連続出場となります。3年生にとっては昨年先輩に導かれて立つことができた大舞台に、今度は自分達が後輩を率いて臨むことになります。
次戦は11月12日(日)、 東日本大会1回戦 vs 神奈川県慶應義塾普通部となりました。
第37回東日本中学校ラグビーフットボール大会
埼玉・栃木県予選 準決勝
2017・10・29
【 準決勝 vs 城西川越中】 7対12
超大型台風21号の影響で1週間の順延となった県予選。準決勝にはシード上位4校が勝ち残り、第1試合では第1シード熊谷東中が決勝進出を決めました。続く第2試合、立教新座の対戦相手は第3シード城西川越中です。今シーズン1勝1敗。熊谷東中への挑戦権をかけた40分の闘いとなります。
気温14度。台風22号の到来で今週もまた雨天の熊谷ラグビー場。前半、寒さと雨のためか中々ボールが手につかず相手にゲームを支配され、殆どの時間を自陣でディフェンスに充てることに。相手FWが得意とするピック&ゴーに対し低いタックルで必死に防戦。両校無得点のまま一歩も引かず緊迫した状態が続きましたが、前半ラストプレーで相手FWによりボールをインゴールに持ち込まれ0対5で折り返し。
後半に入り6分、敵陣10mライン付近でスクラムを獲得するとFBがボールを受けステップにより中央を縦に突き22mラインの内側までゲイン。形成されたラックからSOとCTBが左に攻めると、次にFWが右に進路を取り残り10m地点で再びラック。攻撃ラインを整えたBK展開かFWによる突進か、SHが下した決断は自身による空中へのジャンプ。敵防御網を突破しゴール中央にトライ。7対5と逆転に成功。
そこからまた一進一退の攻防となり時計の針が進む中、後半14分に一瞬の隙を突かれタッチライン際の縦攻撃を許し自陣ゴールに5mのところまで侵攻されると、再び相手FWによるピック&ゴーとなりタックルで応戦しましたが逆転トライを奪われ7対12。
残り5分、決勝進出をかけ諦めない立教新座は攻撃を続け相手ゴールライン直前まで攻め込みましたが、ボールをタッチに蹴り出され40分が経過しノーサイド。
2年連続県予選優勝への道が閉ざされたためか、雨の中涙するAチーム。しかし東日本大会本戦へ道が閉ざされたわけではありません。本戦出場への切符があと1枚残されています。
次戦は11月5日(日)、 3決 vs 第4シード寄居中となりました。
第37回東日本中学校ラグビーフットボール大会
埼玉・栃木県予選 準々決勝
2017・10・15
【 準々決勝 vs 明戸中】 66対5
本格的なラグビーシーズンを迎えた10月中旬。東日本大会本戦への出場権をかけた県予選が始まりました(於熊谷ラグビー場)。県予選上位3校には県代表として本戦への出場権が与えられます。夏の学総体で準優勝した立教新座は第2シードを獲得。準々決勝の相手は前年同大会決勝で対峙した明戸中です。
伝統のユリの紋章が刻まれた新1stジャージを受け取り身に纏う選手達。 気温16度。秋雨が降る中試合前の円陣で士気を瞬時に高めると、主将を先頭に列を作り勢い良くフィールドへ。
相手ボールで始まった前半、FWがボールを奪うとそのまま圧力をかけ続けこの試合先発で起用された2年生WTBにボールが渡りゴール左隅にトライ。そこから怒涛の勢いを見せ計6本のトライにより42点をあげたところでハーフタイム。
後半、徐々に強さを増す雨と冷気によりハンドリングが困難になっていく中、隙を突かれ1トライを奪われました。しかし途中交代で送り込まれた5名のフレッシュなメンバーが攻守に豊富な運動量を見せ、4トライを加え66対5でノーサイド。
次戦は10月22日(日)、 準決勝 vs 第3シード城西川越中となりました。
練習風景:菅平合宿
2017・08・07
長野県の菅平高原。高原特有の気候と共に100面以上のグラウンドが存在し、夏の時期数多くのチームがここで合宿をしています。
立教新座も恒例となった菅平合宿を行い、基礎練習に加え全国の様々な強豪中学/ラグビースクールと練習試合をさせていただきました。
集中した練習による個々の体力・スキルアップのほか、部員同士寝食を共にしチーム意識を高める場になっています。
第19回東日本ジュニアラグビー菅平ジャンボリー
2017・07・30
3年生中心で編成された県中学選抜チームが関東地区予選を戦う最中、同時期に開催された菅平ジャンボリー(於長野県菅平高原サニアパーク他)。7月29日(土)、30日(日)に行われたこの大会には東日本を中心に全国から単独中学、合同、都道府県選抜など各種多数のチームが集い、様々な組み合わせで交流試合が行われました。
埼玉県からは2年生で編成された県中学選抜チームが参加。セレクションの結果、立教新座からは1名が選抜メンバーに選出され試合出場の機会を得ました。
第23回全国ジュニア・ラグビーフットボール大会
関東地区予選
2017・07・30
埼玉県下の中学ラグビー部員にとって全国大会は2つあります。1つは中学単独チームとして関東大会を勝ち抜き出場権を得る秋の全国中学生ラグビーフットボール大会。もう1つは県中学選抜チームのメンバーに選出され関東地区予選を勝ち抜き出場権を得る年末の全国ジュニア・ラグビーフットボール大会。後者は「花園」での開催で、その出場権をかけた関東地区予選が7月28日(金)~30日(日)に行われました(於長野県菅平高原初音館グラウンド)。
茨城、東京、神奈川、埼玉の4都県による総当たり戦方式。立教新座からはセレクションに7名が参加し、全員が県中学選抜メンバーとして選出され試合出場の機会を得ました。
標高1300mに位置する良好な人工芝フィールド。個の力を集結させ奮闘した埼玉県中学選抜チームでしたが花園への切符に手が届かず、その挑戦は次世代に託すこととなりました。
全国レベルのチームを相手にした真剣勝負でそのパワー、アジリティ、持久力を体感した立教新座の3年生。今後、中学ラグビー部生活の総括となる東日本大会を目指します。菅平合宿や夏の遠征を通じ下級生をリードしながら残された日々で自分達を鍛えていくことになります。
平成29年学校総合体育大会県大会 決勝
2017・07・25
【 決勝 vs 熊谷東中】 17対29
今シーズン県内無敗の第1シード熊谷東中との対戦。春の関東大会県予選準決勝では歯が立ちませんでした。決勝の舞台でチャンピオンへの再チャレンジとなります。
10:30キックオフ。 曇天ながら30度を越すフィールド。前半、ブレイクダウンの強さを見せつけられ、あっさりトライを献上。前回対戦時同様このままズルズル失点を許していくかと思われましたが、混戦から抜け出したFBがWTBとパス交換を行いトライ。7対7としました。しかし直後にトライを奪われ7対12へ。試合巧者の第1シード校は前半ラストプレーで立教新座の反則を誘いPGを選択。ゴール中央の位置から確実に決められ7対15でハーフタイム。
リードされながらもまだ射程圏内と言える8点差で始まった後半。早く6点差以内としておきたいところでしたが、逆に得点され7対22。それでも諦めない立教新座。パスを継続させゴール左隅にトライ。点差を12に縮めました。逆転まで2トライ2ゴールが必要な局面。必死に得点を狙いましたが相手BKにトライを奪われ12対29。ゲーム終了間際、SOが相手を引きずりながらゴール左隅に飛び込み執念のトライを奪いましたが時既に遅し。17対29でノーサイド。
準優勝という輝かしい戦績を残した立教新座。一方、大会優勝旗をあと一歩のところで逃しました。東日本大会県予選まであと3ヶ月。明日からまた練習が始まります。
平成29年学校総合体育大会県大会 準決勝
2017・07・22
【準決勝 vs 城西川越中】 21対15
第2シード城西川越中との対戦。前年同大会準決勝で敗戦し、新チーム結成後の昨秋県新人戦3決でも完敗しています。
前半、先制トライに恵まれ7点を取ることに成功。勢いがつき優位にゲーム進行していましたが、前半中盤になると相手FWによる集中した攻撃を防ぎ切れずトライを献上し7対5に。30度を超える炎天の下相手FWの圧力は更に強まり、前半残り3分に自陣深くまで侵攻されました。逆転トライを狙う相手に対しゴールライン上で必死の防戦。ボールを2度インゴールに持ち込まれましたがトライを許さず、猛攻にどうにか耐え前半終了の笛。2点のリードを守り切り雄叫びをあげる立教新座。
勝負がかかった後半、相手が得意とするFWによる攻撃が続き遂にトライを奪われ7対10とリードされました。直ぐに追いつきたいところ、相手のキックしたボールが自陣インゴールに転がり込み押さえ込み競争になりました。が楕円形ボールの転がりは無情にも相手に微笑み追加点を許すことに。7対15となり1トライ1ゴールでは追いつけない8点差へ。
体力も消耗し苦しい局面となりましたが諦めずにプレーを続け敵陣に入り込むと、ボールがBKに横展開されそのままゴール右隅にトライ。ゴールも決まり残り時間4分で14対15の1点とし、PGでも逆転可能な状況としました。そして残り時間2分。FWが最後の力を振り絞った突進を見せ、そこから出たボールを受けたCTBが相手防御網にできた小さな穴を巧みに突き逆転トライ。残り1分程度となった相手の攻撃も全員タックルで応戦し、ボールをタッチに蹴り出したところでノーサイド。激闘の末21対15の僅差で勝利し、学総体では2013年以来の決勝進出を決めました。
次戦は7月25日(火)、決勝 vs 第1シード熊谷東となりました。
平成29年学校総合体育大会県大会 準々決勝
2017・07・18
【準々決勝 vs 深谷南中】 31対7
全国有数の暑い街としても知られる熊谷。夏の熊谷を舞台に学総体が始まりました(於熊谷荒川緑地ラグビー場)。
第3シードを得て準々決勝から出場の立教新座。対戦相手は春の関東大会県予選で3位を争った深谷南中です。
30度を超える灼熱のフィールド。前半、敵陣深くに入り込むもなかなか攻めきることができず嫌な展開のまま時計の針が進みました。しかしその後どうにか先制トライを奪い14対0でハーフタイム。
後半に入り相手に中央突破を許し7点差に詰め寄られました。苦しい状況でしたがタックルで相手攻撃を阻みながら少ないチャンスを活かして3連続トライ。結果31対7でノーサイドとなりました。
次戦は7月22日(土)、 準決勝 vs 第2シード城西川越中となりました。
第68回関東中学校ラグビーフットボール大会
Bブロック決勝‐優勝‐
2017・06・18
【決勝 vs 成城学園中】 45対34
Bブロック決勝は東京都成城学園中(8年連続42回目出場)との対戦。記念すべき第1回関東大会の優勝校で以降通算4回大会制覇を果たしている伝統校。2013年の64回大会で対戦経験があり立教新座は敗戦しています。
前半、開始早々先制点を許しましたが直ぐにトライを奪い逆転。以後点の取り合いとなり26対17で前半終了。
後半、先に点を取りリードを広げたいところ返討ちに会い2点差まで追い上げられました。両校互角のゲーム展開の中、相手ゴールライン目前のラックから出たボールをCTBがインゴールに持ち込み再び9点差へ。それでも全く反撃の手を緩めない相手に対し数限りないタックルで防戦しながら連続トライをあげ点差を一気に21へ。試合終了間際に失点しましたが45対34で試合終了。
2000年創部の立教新座。遂に関東大会Bブロック初優勝を飾りました。
第68回関東中学校ラグビーフットボール大会
Bブロック1回戦
2017・06・17
【1回戦 vs 関東学院六浦中】 54対12
1950年以降毎年開催され今年で68回目を迎えた伝統の関東大会(於熊谷ラグビー場)。立教新座は2011年の初出場以降2年連続5回目の出場となります。1回戦は神奈川県関東学院六浦中(2年ぶり8回目出場)との対戦。
強い日差しと強風が吹き荒れる中、前半風下に立った立教新座。向かい風を受けながらも19点差を作りましたが、終了間際に連続トライを許し19対12の緊迫した状況で折り返し。
後半は風上に陣取り、テンポよく攻撃し35点を追加。前後半を通じフォワード、ハーフ団、バックスそれぞれが様々なパターンで計8トライを奪い、54対12でノーサイド。
これにより過去4回の出場では叶わなかった関東大会1回戦突破を現実のものとし、部の歴史に新たな1ページを刻みました。次戦は明日6月18日(日)、Bブロック決勝 vs東京都成城学園中となりました。
練習風景:1年生部員 初対外試合
2017・06・11
関東大会を翌週に控えた6/11(日)、立教新座キャンパス内セントポールズ・フィールドに県外チームをお招きし対外試合を行いました。
3年生中心で編成されたAチーム。本戦さながらの力強いプレーで得点を重ねました。
一方の1年生。例年通りその多くはラグビー未経験者で、彼らにとって人生初のラグビー試合です。練習試合ながらユリの紋章が入った伝統のジャージを初めて受け取りフィールドへ。格上相手に自陣で防戦する展開となりましたが、前半簡単に抜かれていたのに対し後半は体を張ったタックルで相手の侵攻をどうにか食い止めようとするシーンが徐々に増え、短い時間の中で確かな進歩を見せてくれました。
第33回埼玉県中学ラグビーフットボール大会
兼第68回関東中学校ラグビーフットボール大会
埼玉・栃木県予選 3位決定戦
2017・05・13
【3位決定戦 vs 深谷南中】 49対21
降りしきる雨の中、深谷南中と対戦。準々決勝で第2シード寄居中を倒した関東大会出場常連校です。
前半 、FBのステップワークにより敵防御網を突破し先制トライ。攻防の末14点差リードを作りましたが前半終了間際深谷南中の集中した攻撃をかわし切ることができず、結果28対21で折り返し。
後半、敵陣10mライン付近での相手側ラインアウトからHOがボールを奪いゴールライン直前まで突進。繰り返されるブレイクダウンの中ボールを持った相手FWにCTBが果敢にタックル。形成されたモールを相手側インゴールに押し込みマイボール5mスクラムを獲得。そこから展開されたボールがWTBに渡りゴール左側にトライ。その後次第に強まる雨脚によりハンドリングが難しくなりましたが、熊谷ラグビー場の整備された天然芝により足元のグリップは保たれ、落ち着きながらゲームを進め49対21でノーサイド。3位表彰を受け大会を終えました。
なお本県大会はテレビ埼玉及びガリガリ君でお馴染みの赤城乳業に後援いただきました。特に開会式では赤城乳業勤務で女子15人制日本代表サクラフィフテーン主将経験を持つ田坂選手も来場、大会を盛り上げると共に「振る舞いガリガリ君」により選手をサポートいただきました。ありがとうございます。
(6月3日(土)19:00からテレビ埼玉にてダイジェスト放映予定です。)
次戦は6月17日(土)から開催される関東大会本戦です。
第33回埼玉県中学ラグビーフットボール大会
兼第68回関東中学校ラグビーフットボール大会
埼玉・栃木県予選 準決勝
2017・05・05
【準決勝 vs 熊谷東中】 7対49
第1シード熊谷東中と今シーズン初対戦。県新人戦、熊谷市長杯と連続優勝し新チーム発足後県内無敗の強豪校へのチャレンジです。
前半早々トリッキーなキックにより敵陣深くまで侵攻するとFWが押し込みトライ。幸先良く先制点を奪いましたが、攻防の中相手プレッシャーが強まり徐々に失点を重ね7対28で前半終了。
21点差を跳ね返す為に飛び出した後半でしたが、チャンスを作るものの得点には結びつけられず、ゲームの流れを変えることができないまま7対49でノーサイド。この敗北の事実を直視し選手自ら何に気付き今後何をして行くかが問われます。
次戦は5月13日(土)、 3位決定戦 vs 深谷南中となりました。
第33回埼玉県中学ラグビーフットボール大会
兼第68回関東中学校ラグビーフットボール大会
埼玉・栃木県予選 準々決勝
2017・05・03
【準々決勝 vs 明戸中】 50対19
史上2度の関東大会制覇を果たしている伝統校明戸中との対戦。昨年度チームでは東日本大会県予選決勝など3度の対戦全てが接戦となり、新チーム結成後の昨秋県新人戦では立教新座が勝利を得たものの、現3年生が入部以降鍔迫り合いを繰り返してきました。
前半、先制点をあげゲームの主導権を握ると、その後失点をしたものの33対7でハーフタイム。
一方後半は明戸中の逆襲を受け点差を縮められる展開となりましたが、ラストプレーでCTBが縦に切り込み中央にトライ。50対19とし準決勝に駒を進めました。
本年関東大会にて割り当てられた出場枠は埼玉県・栃木県で3枠(埼玉県は開催県として+1枠)。立教新座は準決勝進出により県上位4校となり2年連続5回目の関東大会出場権を獲得。平成12年創部以来先輩方が築いてきた出場回数「4」に「1」を加えることができた喜びの瞬間を、1年生新入部員含め皆で分かち合うことができました。
次戦は5月5日(祝)、 準決勝 vs 熊谷東中となりました。
第33回埼玉県中学ラグビーフットボール大会
兼第68回関東中学校ラグビーフットボール大会
埼玉・栃木県予選
2017・04・29
【1回戦 vs 吉岡中】 29対21
ゴールデンウィーク初日の4月29日(祝)、関東大会出場をかけた県予選が始まりました(於熊谷ラグビー場)。
立教新座は第4シードを得ましたが初戦の相手は難敵吉岡中。昨年同大会では同点引き分けとなり、先月の熊谷市長杯では準決勝で苦杯を喫しています。
前半、暫く続いた均衡状態から先制点を許すも、終了間際ピック&ゴーでの連続攻撃でトライに結びつけ14対14の同点とし、勢いを盛り返した雰囲気で折り返し。
後半に入りまず立教新座が得点。この試合で初めてリードするとその後一時10点差までひろげましたが、吉岡中の素早い攻撃に翻弄され残り4分には3点差に詰め寄られる展開。激しい攻防戦の中残り時間30秒、立教新座が遂に1人余る局面を作り右隅にトライ。29対21でノーサイドのホイッスル。
次戦は5月3日(祝)、 準々決勝 vs 明戸中となりました。
第23回熊谷市長杯ラグビー7人制大会
2017・03・20
3月20日(祝)、第23回熊谷市長杯ラグビー7人制大会が開催されました(於熊谷ラグビー場、トライ数によるトーナメント方式)。
【中学2年生の部 3位】
前年同大会1年生の部では決勝で惜敗し市長杯を逃したこの代のチーム。最高学年として臨む今大会では主将が負傷欠場の中善戦し準決勝に進出するも突破できず3位となりました。
1回戦 vs深谷南中 4対2
準決勝 vs吉岡中 1対3
3決 vs岡部中 7対2
【中学1年生の部 ベスト4】
1年生だけで編成されたチームでの初公式戦。2回戦で接戦をものにし初勝利。進んだ準決勝もまた接戦となり、しかし残り1プレイでトライを献上。ベスト4となりました。
2回戦 vs熊谷東中 3対2
準決勝 vs富士見中A 4対5
3決 vs岡部中 3対5
第14回東日本U15中学生ラグビーフットボール選抜大会
2017・03・12
3月11日(土)、12日(日)の両日、第14回東日本U15中学生ラグビーフットボール選抜大会が開催されました(於茨城県水戸市 ツインフィールド及びケーズデンキスタジアム水戸)。この大会には関東ラグビーフットボール協会管下17都道県の中学選抜/中学ラグビースクール選抜が参加しました。
立教新座からは埼玉県中学選抜セレクションの結果7名が招集されました。うち1名は負傷による辞退の為、最終的に以下6名が選抜メンバー(スコッド)として選出され試合出場する機会を得ました。
FW 伊藤、FW 佐々木、BK 熊田、BK 野村、BK 星野、BK 丸山
普段はそれぞれ異なるジャージを着たライバル関係にある県内他校のメンバーと目標を一本化した上で合同練習を行い、試合では同じジャージに袖を通し選抜としてのプライドを持って他都道県の強豪チームとぶつかり闘いそして交流する、そういった非常に貴重な且つ刺激的な経験の場となりました。
平成28年度埼玉県ラグビーフットボール協会
中学校優秀選手表彰
2017・02・11
2月11日(土) 熊谷ラグビー場Bグラウンドにて、平成28年度埼玉県ラグビーフットボール協会中学校優秀選手(年間ベスト15)の表彰がありました。立教新座からは以下5選手が選出されました。
FW 阪本、FW 田中、FW 二木、BK 相田、BK 渡邊
ラグビーワールドカップ2019
埼玉県・熊谷市開催記念「三県ラグビー交流戦」
2017・02・11
史上初めてアジア地域での開催となる第9回ラグビーワールドカップ2019。埼玉県・熊谷市が正式に開催会場となったことを記念し、2月11日(祝)に「三県ラグビー交流戦」が行われました(於熊谷ラグビー場)。関越道や上越新幹線でも繋がる新潟、群馬、埼玉の三県から以下5チームが参加しました(総当り戦方式)。
新潟県ラグビースクール選抜チーム
群馬県ラグビースクール選抜チーム
埼玉県ラグビースクール選抜チーム
埼玉県中学選抜2チーム
県中学選抜候補メンバーとして立教新座からは6名が試合出場。あたりの強さ、スピード共に高いレベルの各県ラグビースクール選抜チームと対戦する機会を得ました。